♪龍馬がゆく
(りゅうま)
◆ 池田龍馬


池田さんはワークセンターの職員さんです。所員さんの間では、なぜか「王子様」と呼ばれています。
ただ音楽はからっきしダメで、音程・リズム、いろいろな点で苦労しています。
その苦労と努力、そして成長をここに記します。


◆ リトミックに挑戦


リトミックは音楽に合わせて体を動かすのですが、「足はゆっくり2分音符で歩き、同時に手は4分音符を2回叩く」という動きがあります。ワークの所員さんはほとんどの方が出来るようになりました。出来ない方には職員さんにマンツーマンで指導してもらいます。・・・がその職員さんにこれが出来ない人がいました。池田さんです。私はキーボードを弾きながら所員さん達よりも、ちゃんと出来ていない池田さんの方が気になりました。出来ない所員さんは職員さんの真似をするので、お手本となる肝心の職員さんが間違っていては困ります。



池田さんもセッション後「なんで僕は出来ないのでしょうか?」と落ち込んでいたので「音楽(エルガーの「威風堂々」を弾いてます)に合わせて・・・」と説明すると「えっ? 音楽を聞いてするのですか?」とびっくりしたように言うので、こっちがびっくりしました。これまで音楽を聞かずに何に合わせていたのでしょうか・・・・?

それからです、本人曰く「涙ぐましい努力があった」そうで、次のセッションでは華麗な動きで完璧に出来るようになっていました。その目覚しい上達ぶりに所員さん達もびっくりして、拍手喝采でした。何人かの所員さんに「よく出来るようになったね〜」と頭をなでられ、照れて赤くなってる王子様でした。 良かったですね、池田さん。でも次のステップはどうでしょうか?


◆ 博多一本締め


池田さんのサクセスストーリーの続きをお話したいのですが、最近池田さんはお庭番のお仕事が忙しいそうで、なかなかセッションに参加してくれません。が ある職員さんからオイシイ情報をゲットしました。先日、飲み会の締めに「博多一本締め」をしたそうです。そこで池田さんはその拍子がとれずに手を開いたまま固まっていたそうです。池田さん、福岡に住んでいるなら「博多一本締め」を早くマスターしましょう!
今度音楽療法でも、博多一本締めをやってみます。


注:博多一本締めとは・・・・
私も詳しくは知りません。もともと昔からやっているやり方、最近のやり方、やり方だけじゃなくて、掛け声もいろいろあるようです。が、基本的にリズムは一緒ですので、そこだけ紹介します。
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いよー、ぱんぱん
もひとつ、ぱんぱん
よーさん(正確には「よーと三度」と言っているそうです。)ぱぱんがぱん。
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*このコーナーのご注意  〜ホームページ管理者より〜
池田龍馬は支援員としは立派な職員です。様々な活動で力を発揮します。社会福祉士の資格も持っており専門性も兼ね備えています。運動神経も抜群です。
苦手なのは音楽だけで、それを誇張して表現しているという事をご承知置きください。
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